序、破と続いてきた流れが、当初のタイトル通り「急」展開を迎えたヱヴァQ。
賛否両論の多い作品ですが、私は視聴者に「Q」uestionを投げかけてくる作品だなと思いました。
まあその辺のQuestionは他に考察する人がたくさんいるから俺は見たままの感想をいくぜ。
ナディア要素~バベルの光でぶちアガル~
まず、ナディアのアレンジBGMが流れるシーンでは思わず「おお!」と思いましたね。特に宇宙で流れた「Gods Message(バベルの光)」は原曲に壮大さがプラスされていてとても好み。
スパロボでも戦闘曲として採用されてますね。
ヴンダー出撃時にも「万能戦艦Nノーチラス号」が流れましたね。
ネモ役の大塚明夫さんが出演されてるから、なおのことナディアを彷彿とさせる。
スパロボでヴンダーが使えるのはいつになるやら…。
アスカは使徒になったのか?
Qで登場するアスカは片目に眼帯をつけています。
興奮すると、この眼帯の奥が青く光ります。
さらに、終盤のシンジ君に世話焼いてるシーンで「ここはL結界密度が濃い。リリンが近づける場所まで移動するわよ。」ということを言ってます。
リリンってのは、人間のこと。
普通、人間自身が自分のことをリリンとは言わないでしょう。
ということは、アスカは使徒…少なくとも純粋な人間ではないってことなんじゃないでしょうか。
破でバルディエルが使徒になったときの後遺症ですね。
黒波がかわいい
まあね、Qで一番好きなのは黒波のかわいさだよ。
黒いパイスーがいいよね。
序の頃よりさらに感情がないってのはそれはそれでいいなって感じ。
裸を見られてもなんとも思わない辺りも良い。
最後のシーンでシンジ君が落としたカセットプレイヤーを拾い上げてたり、ちょっと自我が出てきてましたよね。
シンでは破までの綾波が復活すると思うんだけど、そうなると黒波と共存する形になるんですかね。最高。
物足りないバトルシーン
バトルシーンは物足りなかった。
単純にエヴァの出撃シーン自体が少ないんだよね。
特に主役機である13号機の出番が5分くらいしかないのが残念だった。
ATフィールド版ファンネルとか槍を引き抜くシーンは良かったんだけどね。
改めて見てみるとスパロボに出た時の格闘とかパレットライフルって捏造の塊なんやね。
パチンコ映像とかに元ネタがあんのかもしれないけどさ。
個人的には8号機が結構好き。
蓮コラを思い出す複眼は人を選びそうだけど、あの超長距離ライフルはロマンがあっていいね。
改2号機はナギナタがかっこいいけど、あまり出番がなかったのが残念。
アスカがかわいくなかったら許せないところだったぜ。
人を選ぶが俺は好き
破までとノリが違いすぎたり全体的にシリアスでホラー気味だったり、戦闘シーンが少なかったり。
破のアツさを求めていた人には肩透かしな作品だと思うけど、俺は結構好きだった。
サードインパクト後の世界を何も知らないシンジ君と共に眺めたり、ちょっとした優しさを見せた冬月先生とか、そういう独特の魅力があって俺は好き。
リアルタイムで見てたらまた違う感想になってたと思うけどね。
次はいよいよ完結編のシンエヴァンゲリオン。冒頭10分動画だけじゃ何とも言えないけど、楽しみです。
※シンエヴァンゲリオン公開後追記
シンエヴァ、最高の完結編でした…
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