今回は「スパロボの衝撃的すぎた参戦作品ランキングTOP10」というテーマでお話ししていきます。
スパクロはヤバすぎてランキングが成り立たなくなるので殿堂入りということにさせてください!
目次
10位:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
第10位にランクインしたのは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」です。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイは、1989年に刊行された小説作品で、スパロボVにて参戦となりました。
ファーストガンダムでお馴染みの宇宙世紀を舞台とする作品となっていて、ブライトさんの息子であるハサウェイを主人公とした物語が展開されます。
ガンダム作品、それも宇宙世紀が舞台ならスパロボに参戦するのは普通なことのように思えます。
では、なぜハサウェイの参戦はスパロボファンを驚かせたのでしょうか?
それは物語の結末にあります。
テロリストであるマフティー…つまりハサウェイは、最後には地球連邦に捕らえられてしまいます。
そして見せしめとして殺されてしまうのです。
死んじゃうんです、主人公。
また物語自体も逆襲のシャアのパラレルであるベルトーチカチルドレンから派生しており、そういった意味でもスパロボへの参戦は難しいとされていました。
だからこそ、スパロボVの参戦が衝撃を与えたんですよね。
ただ、流石に原作をそのまま再現するのは難しかったようで、キャラクターの名義はハサウェイのまま見た目だけがマフティーになっていました。
シナリオ上もマフティーの反乱は行われず、トビアたちとの交流の中で考えを改めていきます。
ちなみに、トビア達がいた新西暦世界ではマフティーの動乱が実際に行われたという歴史を辿っています。
つまり、そっちの世界では原作同様にマフティーが処刑されてしまっているということですね。
この情報をブライトさんがデータベースから見ていないことを祈るばかりです。
9位:フルメタル・パニック?ふもっふ
第9位にランクインしたのは「フルメタル・パニック?ふもっふ」です。
フルメタル・パニック?ふもっふは、フルメタ原作の短編のアニメ化作品で、スパロボJにて参戦となりました。
スパロボVで久しぶりに参戦してからレギュラー化しているフルメタですが、ふもっふの参戦は衝撃的だったと思います。
なぜかといえば、ロボットアニメではなくギャグアニメだからです。
フルメタ本編はロボットモノですが、ふもっふは学園ドタバタギャグコメディです。
スパロボに参戦する機体もボン太くんだけですが、完全にネタキャラですからね。
今でこそロボットが主題じゃない作品も数多く参戦していますが、当時としてはかなり珍しいものになっています。
とはいえギャグアニメなので、参戦するときは常に本編とセットです。
第三次Zでは最強の用務員こと大貫さんが大暴れして話題になりました。
いつの日かユニットとして実装してくれる日を待っています。
8位:宇宙戦艦ヤマト2199
第8位にランクインしたのは「宇宙戦艦ヤマト2199」です。
宇宙戦艦ヤマト2199は、2012年から劇場公開されたアニメ作品で、スパロボVにて参戦となりました。
旧作であるアニメ版宇宙戦艦ヤマトのリメイク版となっており、その圧倒的なクオリティから大絶賛を受けました。
ネームバリューが抜群で人気も絶大なヤマトなら、スパロボに参戦してもおかしくなさそうです。
なぜ、ヤマトの参戦はファンを驚かせたのでしょうか?
これは単純で、ヤマトはロボットアニメではないからです。
タイトルにもなっている通り、宇宙戦艦ヤマトは宇宙戦艦であるヤマトが主題となっている作品です。
ガンダムのような人型機動兵器は出てきませんし、もちろんスーパーロボットもいません。
だからこそ、スパロボVで参戦が発表された時には会場がどよめきました。
同じくタイトルが戦艦の名前になっている作品として、機動戦艦ナデシコがあります。
しかしこちらはエステバリスというロボットが登場しているため、そうした機動兵器のいないヤマト参戦はやはり衝撃でした。
ちなみに、スパロボVが発売される前の最新作「スーパーロボット大戦BX」では、パッケージに初めて戦艦であるナデシコが登場しました。
今にして思えば、これはヤマト参戦を示唆した伏線だったのかもしれませんね。
7位:宇宙の騎士テッカマンブレード
第7位にランクインしたのは「宇宙の騎士テッカマンブレード」です。
宇宙の騎士テッカマンブレードは、1992年に放送されたSFアニメで、スパロボJにて参戦となりました。
ハードな展開が特徴の作品となっていますが、作画が安定しなさすぎることでも有名です。
そんなテッカマンブレードですが、当時のスパロボに参戦したのはかなり衝撃的です。
なぜかといえば、スパロボ初の非ロボアニメだからです。
スパロボはタイトルにもなっている通り、スーパー"ロボット"大戦ですからね。
ロボットアニメじゃない作品が参戦するというのは、かなり挑戦的な試みです。
スパロボJの前に発売された2作の参戦作品を見ていただければ、その異質さがわかります。
スパロボD
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士Vガンダム
新機動戦記ガンダムW
マジンガーZ
グレートマジンガー
UFOロボ グレンダイザー
★真ゲッターロボ 世界最後の日
★未来ロボ ダルタニアス
六神合体ゴッドマーズ
★THE ビッグオー
★メガゾーン23
★マクロス7
サルファ
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
★機動戦士ガンダムSEED
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
マクロスプラス
☆マクロス7
マジンガーZ
グレートマジンガー
ゲッターロボ
ゲッターロボG
真ゲッターロボ (原作漫画版)
鋼鉄ジーグ
超獣機神ダンクーガ
戦国魔神ゴーショーグン
無敵鋼人ダイターン3
勇者ライディーン
超電磁ロボ コン・バトラーV
超電磁マシーン ボルテスV
闘将ダイモス
大空魔竜ガイキング
勇者王ガオガイガー
★勇者王ガオガイガーFINAL
☆伝説巨神イデオン
トップをねらえ!
新世紀エヴァンゲリオン
新世紀エヴァンゲリオン 劇場版
★電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム
★電脳戦機バーチャロン マーズ
どうでしょう?
当たり前ですが、見事にロボットアニメだらけですよね。
今でこそスパロボにロボットアニメではない作品が参戦するのは珍しいことではありませんが、その道を切り開いてくれたのはテッカマンブレードなのかもしれませんね。
そろそろ声付きでボルテッカが聴きたいです。
6位:機獣創世記ゾイドジェネシス
第6位にランクインしたのは「機獣創世記ゾイドジェネシス」です。
機獣創世記ゾイドジェネシスは、2005年に放送されたゾイドのアニメ作品で、スパロボKにて参戦となりました。
ゾイドのカッコよさはもちろん、主題歌である「夜鷹の夢」やレミィとコトナというヒロインも人気を博している作品です。
そんなゾイドジェネシスですが、スパロボ参戦は衝撃的でした。
なぜなら、ゾイドだからです。
いやゾイドってロボットアニメなんだから別に普通じゃん?って思う人がいるかもしれません。
しかし、ゾイドの版権はタカラトミーが持っています。
一方で、スパロボの発売元はバンダイナムコゲームスです。
これがどういうことかわかりますか?
お互いにライバル企業なんですよ。
タカラトミーからしたら、自社版権であるゾイドを参戦させるというのはバンナムを助けるようなものです。
だからこそ、このゾイドジェネシスの参戦はスパロボとゾイド双方のファンを驚かせる出来事になりました。
その後は2013年のスパロボOEに再参戦し、無印やスラッシュゼロと共演を果たしました。
据置スパロボには一度も参戦していないので、そろそろ再参戦してほしいところです。
5位:機神咆吼デモンベイン
第5位にランクインしたのは「機神咆吼デモンベイン」です。
機神咆吼デモンベインは、2006年に放送されたアニメ作品で、スパロボUXにて参戦となりました。
補足しておくと、アニメ版の元になったPS2版2004年に発売、さらにそのオリジナルであるPC版「斬魔大聖デモンベイン」は2003年に発売されました。
デモンベインの参戦が驚かれた理由は非常にシンプルです。
エロゲだからです。
アダルトゲームが原作だったため、スパロボ参戦は無理だろうというのが当時のネットの反応でした。
そのため、全年齢版であるアニメ名義とはいえ大きな話題を呼びました。
この参戦についてはFateシリーズで有名な奈須きのこさんも寺田Pとの対談で驚いていました。
これまでもゼオライマーのように原作が成人向けの作品はありましたが、あちらは基本的な設定を除けばアニメ版と別物です。
スパクロではPS2版名義で参戦を果たしており、ポプテピピック、大張さんと共演しました。
ちょっと何言ってるかわからないと思いますが、事実です。
その後再参戦を果たしており、なんとマスターテリオンとの合体攻撃がΩスキルで実装されました。
2018年には15周年記念として立体物の発売、PS2版のWindows移植版を発売するなど新たな動きを見せてくれたので、この勢いのまま家庭用スパロボに参戦してほしいです。
…ところで、2019年発売予定の斬魔大戦デモンベインはまだですか?
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4位:真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
第4位にランクインしたのは「真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍」です。
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍は、2013年から発表されている漫画作品で、スパロボVにて参戦となりました。
パラレルワールドやループ設定が特徴的な作品で、のちのスパロボではマブラヴやデモンベインと共演しました。
そんなマジンガーZEROはなぜ参戦が驚かれたのでしょうか?
それは、あまりにもチートすぎるからです。
詳しくは調べてほしいんですが、このマジンガーZEROという機体はとにかくチート性能です。
どれくらいチートかというと、寺田Pに「強すぎて参戦できない」と言わしめるほどです。
だからこそ、スパロボVで参戦が発表された時に大きな話題となりました。
そしてマジンガーZEROのクソコテっぷりも参戦の障壁として考えられていました。
しかし、スパロボVで初参戦してからはスパロボX、スパクロと連続で参戦し活躍の幅を広げています。
スパクロでのイベント登場率も高く、アイドルのプロと一緒にヤックデカルチャーしてました。
今後もスパロボで最凶の魔神として暴れ回ってくれると思うので、どんな可能性を見せてくれるのか今から楽しみです。
3位:「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD
第3位にランクインしたのは「「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD」です。
「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHDは、2011年にカトキハジメさんが描いた「初音ミクのコスプレをしたフェイ・イェン」のイラストで、スパロボUXにて参戦となりました。
元々はバーチャロンフォースを宣伝するための企画の一つでしかなかったというのが特徴的です。
その後は立体化や初音ミクのリズムゲー「Project DIVA」への登場など単独でも活躍しています。
そして、それらを経て参戦するわけですよ。
我らがスーパーロボット大戦に。
スパロボへの参戦が衝撃的だった理由は言うまでもありませんよね。
間接的に初音ミクがスパロボに参戦したからです。
だって初音ミクですよ?
VOCALOIDが参戦するなんて、誰が想像できたでしょうか。
しかもバーチャロンとのコラボイラストですからね。
もうこの時点で意味不明です。
参戦作品ではなく、キャラクターが単独で参戦してるんですよね。
これはスパロボ史上初の出来事です。
2021年現在でも、キャラクターが単独で参戦しているのはこのフェイ・イェンHDと大張さんだけです。
いや大張さん凄すぎだろ。
一応バーチャロンシリーズという名義で参戦していますが、カットインはどう見てもミクさんですし、顔グラフィックも用意されてるし、どこかで見覚えのあるゲーム画面が出てくるしとやりたい放題です。
極め付けはBGMで、なんとスパロボ初の完全ボーカル曲が採用されています。
もちろん歌っているのは初音ミクです。
VOCALOIDはあくまでも音楽作成ソフトなので不思議ではないのかもしれませんが、それにしても驚きましたよね。
今後スパロボに参戦することがあるかはわかりませんが、その時にはまたミクさんの歌を提げて登場してほしいですね。
2位:デビルマン(原作漫画版)
第2位にランクインしたのは「デビルマン(原作漫画版)」です。
デビルマン(原作漫画版)は、1972年から発表されている漫画作品で、スパロボDDにて参戦となりました。
その残虐かつ救いのない展開は発表から50年近くが経った現在も語り継がれており、伝説的な作品となっています。
そんなデビルマンですが、スパロボDDへの参戦が発表された時には非常に大きな衝撃が走りました。
その理由の一つが「原作漫画版」である点です。
実はデビルマンの参戦自体はファンの間でもたびたび話題に上がっていました。
その根拠は、アニメ版がマジンガーZやゲッターロボと共演していたからです。
それにスパロボに寛容なダイナミックプロですから、マジンガーZ対デビルマンの名義などで参戦するんじゃないかとネタで言われることも少なくありませんでした。
実際、スパロボ公式が実施した「参戦してほしい作品アンケート」には候補として名前が載っていましたし、スパクロが荒唐無稽な新規参戦を繰り返していたので参戦は時間の問題じゃないかとも思われていました。
ところがどっこい、参戦したのはまさかの原作漫画版です。
流石に嘘だろって思いましたよね。
正真正銘、ロボットが関係ないダークなデビルマンです。
それがスパロボに出るっていうんだから衝撃!Z編よりも衝撃です。
スパロボDDではガンガン原作再現していくと思うので、一体どんなクロスオーバーを見せてくれるのか怖いような楽しいような。
とりあえず、第3SSRの実装早くしてく…レッド!
1位:ケロロ軍曹
見事第1位にランクインしたのは「ケロロ軍曹」であります!
ケロロ軍曹は、2004年から放送されているアニメ作品で、スパロボOEにて参戦となりました。
補足すると、原作となる漫画版は1999年から連載しています。
地球侵略をしに来た宇宙人・ケロロ軍曹たちが日向家に居候するというドタバタギャグコメディとなっています。
この参戦はスパロボで最も衝撃的な参戦と言ってもいいんじゃないでしょうか。
だって、完全なギャグアニメですからね。
第9位には同じギャグアニメのフルメタふもっふをランクインさせましたが、あちらはあくまでもフルメタ本編のおまけ要素です。
しかしケロロに関していえば完全にギャグアニメ単体で参戦してるんですよ。
しかもまだスパクロが存在してなかった頃に家庭用のスパロボに参戦しているというのがヤバいんです。
そしてパッケージのセンターまで飾っちゃってるんですよ。
もう一度言いますが、まだスパクロが存在しなかった時代ですよ?
そこに完全ギャグアニメのケロロ軍曹が「ケロッ!っとマーチ」を提げて参戦してきたんですよ?
流石にコラを疑いましたよ。
でも現実だったんですよねぇ。
この1回きりの参戦で終わりかと思いきや、カオスを極めるスパクロにも2回参戦してたりします。
スパロボの中ではイレギュラーな作品であるにも関わらず、ラーゼフォンやエスカフローネよりも参戦してます。
ぶっちゃけこういう参戦は全然ありだと思ってるので、また何かしらの形で参戦してほしいところです。