今回は「シリーズ途中でリストラされてしまったスパロボ参戦作品」というテーマでお話ししていきます。
目次
動画版
この記事の動画版です。
お食事中にも音で楽しめるようになってますよ!
αシリーズ
α外伝は未来の話になるのでリストラとはいえないと判断しています。
そのため、α外伝にのみ参戦しているガンダムXなどはノーカンとします。
ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日
まず最初に紹介するのは、ジャイアントロボです。
ジャイアントロボはスパロボαにのみ登場している作品で、以降のシリーズには登場していません。
理由は諸説ありますが、版権問題が原因なのではないかという説が最も有力です。
αシリーズのみならず、その後の作品でも全く参戦していないため、これは信憑性が高いです。
ファンの間でも再参戦を望む声は少なくありませんが、それ以上に諦めムードの方が強い印象もあり、この問題の根深さを感じさせるものになっています。
果たしてジャイアントロボが再び参戦する日は来るのでしょうか?
今後の新作に期待です。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
次に紹介するのは、ポケットの中の戦争です。
こちらもαにのみ参戦している作品ですが、ジャイアントロボと異なり、版権的な問題はないでしょう。
版権的な問題がないのに、なぜ以降のシリーズには出ていないのか。
これは正直わからないです。
ポケ戦とαシリーズのスケール感が違いすぎる、と考えることもできますが、バルキリーが宇宙怪獣をボコボコにできるゲームでは今更すぎます。
一つ言えることは、α以降のポケ戦の参戦頻度は非常に低いということです。
2Dスパロボでは2002年のIMPACTが最後なので、もう20年近くもご無沙汰していることになります。
1年戦争自体があまりピックアップされなくなったので、その影響を受けているんじゃないかと思います。
ORIGINやサンダーボルトが参戦するようになったら、その時に復活するかもしれませんね。
聖戦士ダンバイン
次に紹介するのは、聖戦士ダンバインです。
ダンバインもα一作のみにしか出ておらず、以降のシリーズには参戦していません。
その理由はやはり不明ですが、バイストンウェルの中でお話が終わってしまったのかもしれません。
Zシリーズで例えるなら、サードインパクトで原作世界に戻ったヱヴァがヱヴァQのシナリオを原作世界で消化してしまったのと同じようなイメージですね。
まあ真相は不明ですが、そもそも以降のシリーズに参戦させるつもりがなかったのかもしれませんね。
機動戦士Vガンダム
次に紹介するのは、Vガンダムです。
Vガンダムはα、α外伝までは参戦していたのですが、ニルファ以降は未参戦となってしまいました。
せっかくα外伝まで参戦したならニルファにも出してやれよって気がしますけど、原作再現的にフェードアウトすることになったんでしょうか。
ちなみに、据え置きスパロボへの参戦はドリキャス版αが最後となっており、もう20年近く参戦していません。
というかスパロボに全然参戦してません。
2016年にスパクロへ参戦したことでスパロボD以来13年ぶりのスパロボ参戦となりましたが…でもスパクロへ参戦するのとスパロボへ参戦するのは違いますよね。
今のクオリティで光の翼を見せて欲しいです。
終わりのないディフェンスは、もう終わりにしよう。
ブレンパワード
次に紹介するのは、ブレンパワードです。
ブレンパワードはニルファから登場しましたが、その一回の参戦を最後に登場することはありませんでした。
シリーズの途中から参戦してそのままフェードアウトするってゲスト感がありますよね。
何気に声付き参戦はニルファだけですし、貴重な一作になってるんですよね。
もしかしたら、スパロボαを意識したスパロボDDのワールド2に追加参戦するかもしれないですね。
機動戦士クロスボーン・ガンダム
次に紹介するのは、クロスボーンガンダムです。
ブレンパワード同様、ニルファで参戦してそのままフェードアウトしました。
ニルファで初参戦した後は全く参戦していませんでしたが、スパロボVで超久しぶりに参戦しましたよね。
当初は原作再現する予定だったところがシナリオの都合でなしになってしまうという結果にはなりましたが、戦闘アニメのクオリティとかはめちゃくちゃよかったですよね。
ただ、X3は家庭用だとニルファにしか出てないので、今の技術で出して欲しいですね。
Zシリーズ
ここからはZシリーズのリストラを紹介していきます。
見てると悲しくなってきますね。
マジンガーZ
最初に紹介するのは、マジンガーZです。
言わずと知れたロボットアニメの金字塔で、初代Zに参戦していました。
ただ、第二次Zからは真マジンガーZと入れ替わる形になりました。
時空振動の設定を活かした面白い世代交代だと思うので、あまり残念という感じはしません。
ただ、その時空振動の設定を活かせばダブルマジンガーの共演とかできたんじゃないの?っていう期待はありましたね。
スパロボCCでは並行世界の同一人物が揃ったりもしてたので、そこを楽しみにしてた人も少なくないんじゃないでしょうか。
今後、初代マジンガー、真マジンガー、INFINITYが一堂に会するスパロボが出るかもしれないですね。
グレートマジンガー
次に紹介するのは、グレートマジンガーです。
マジンガーZの世代交代に伴ってこちらもリストラとなりました。
しょうがないといえばしょうがないですが、この影響でグレートは随分スパロボから離れることになりましたよね。
家庭用では初代Zを最後に出ていませんが、スパクロやスパロボDDといったアプリ版では活躍してますよね。
この年代の作品はアプリ版が主戦場になりそうな予感です。
UFOロボ グレンダイザー
次に紹介するのは、グレンダイザーです。
こちらもマジンガーZの世代交代の影響を受けた感じですかね。
Zを最後に長いこと参戦していませんでしたが、スパクロで7年ぶりくらいに参戦しました。
南十字島で演劇部の顧問してたんで「顧問大介」とか言われてネタにされてましたよね。
マジでスパクロメインストーリーの2章はカオスで面白いですよ。
で、2DスパロボにはスパロボDDで11年ぶりに参戦するまでありませんでした。
戦闘アニメもクオリティ高いですし、第二次Z以降リストラされて残念だった人もある程度救われたんじゃないでしょうか。
ゲッターロボG
次に紹介するのは、ゲッターロボGです。
初代Zにのみ参戦している作品で、第二次Z以降は真ゲッターロボと入れ替わる形になりました。
これまで紹介してきたマジンガーシリーズと同様、世代交代してからは家庭用スパロボに出ていない作品になります。
スパクロには参戦していて、ジュウレンジャーと共演したりしてましたね。
交響詩篇エウレカセブン(TV版)
次に紹介するのは、エウレカセブンです。
エウレカは初代Zで初参戦した作品です。
原作再現も多く非常に優遇されていた作品なんですが…第二次Z以降は一切参戦していないという悲しい結果になってます。
これは後述する劇場版と入れ替わったからなんですが、それにしても残念ですよね。
シリーズものスパロボだからこそ描ける関係性があるのに、それを捨ててしまったんですから。
というかZシリーズ入れ替わりやりすぎだろ。
それはさておき、初代Z以外では家庭用スパロボに参戦してないんですよね意外なことに。
まさかの初代Zとスパクロのみの参戦です。
人気がある割に参戦回数少なすぎなんで、ハイエボリューションが完結した後でいいから参戦して欲しいですね。
交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい
次に紹介するのは、劇場版エウレカセブンです。
TV版から入れ替わる形で、第二次Zから登場です。
そして入れ替わったにも関わらず第三次Zで今度は劇場版がリストラされるという悲惨な末路をたどりました。
もちろんTV版が復活するわけでもなく、エウレカシリーズが完全に姿を消すことになってしまいました。
天獄編発売前はエウレカAOと同時参戦するんじゃないかって盛り上がりましたよねぇ〜どっちもいませんでしたけど。
こちらはTV版と違ってスパクロにも参戦していないので、マジでレアな作品ですね。
超重神グラヴィオン
次に紹介するのは、グラヴィオンです。
初代Zで初参戦後、第二次Z破界編では2期のみが参戦。
続く再世編では1期のみが参戦という変則的な参戦の仕方をしています。
そんなグラヴィオンですが、第三次Zでは影も形もございません。
色々伏線が残ってたような気もするんですが、大人の事情があったみたいですね。
その後は家庭用スパロボへ参戦することなく、スパクロに期間限定参戦したのみとなっています。
ちなみに、その時にゾンビランドサガと共演していたりします。
戦闘メカ ザブングル
次に紹介するのは、ザブングルです。
ザブングルは初代Zから第二次Zまで参戦していたんですが、第三次Zでリストラされてしまいました。
理由は察しがつきますが、まあ色々間に合わなかったということでしょう。
第三次Zは版権スパロボ初のHD作品ということで作業量が3倍近くになったそうですし、その上で開発期間がこれまでと大差ないとくれば、そりゃあ参戦作品を削るしかありませんよね。
実はシリーズスパロボにしか参戦したことがない作品で、α、Zともに最終作に参戦したことがないという珍しい扱いをされている作品でもあります。
一度単独作品に参戦しても良さそうなものですけど、今後実現する日は来るのでしょうか?
超獣機神ダンクーガ
次に紹介するのは、ダンクーガです。
ダンクーガは第二次ZでZシリーズに参戦し、そのままフェードアウトしてしまいました。
続編であるダンクーガノヴァと共演し合体攻撃を披露したのも束の間。
その熱量を保ったままさようならしてしまいました。
呪われし放浪者だったと思うんですが、大人の都合には勝てなかったようですね。
そろそろ単独作品に参戦してもおかしくないと思うので、復活に期待したいところですね。
宇宙大帝ゴッドシグマ
次に紹介するのは、ゴッドシグマです。
ゴッドシグマは初代Zから参戦していましたが、第三次Zでリストラとなりました。
ザブングルの時にも話しましたが、作業負担の問題で削らざるを得なかったのではないでしょうか。
家庭用スパロボへの参戦は再世編が最後となっていて、10年近く参戦していません。
というか第二次Zから10年も経つんですね。
よくよく考えたら第二次Zってスパロボ20周年記念作品ですもんね…
そりゃ歳もとるわけですよ。
宇宙戦士バルディオス
次に紹介するのは、バルディオスです。
バルディオスも初代Zから参戦していて、第三次Zでリストラされました。
ゴッドシグマ同様に再世編が家庭用最後の参戦となっています。
2018年からスパクロに参戦していますが、Ωスキルもボイス付きパイロットパーツもなく、バルディオスがタイプ別で2機体実装されているのみです。
シナリオの登場率も少なかった印象ですし、結構寂しい感じになってます。
オーバーマン キングゲイナー
次に紹介するのは、キングゲイナーです。
初代Zから第二次Zまで参戦していましたが、第三次Zでは残念ながらリストラとなりました。
結構Zシリーズの中心にいた作品だと思うんですが、悲しいことに最終作には未参戦ということになってしまいましたね。
ガンダムXやアクエリオンが天獄編で復活したことを考えると、やっぱりキングゲイナーがリストラされたままなのは寂しいですよね。
これはスパロボサイドも同じ想いだったようで、「ブラック・サザンクロス」とかいう明らかにゲインを意識した二つ名が出てきましたよね。
時獄編の「黒い歴史」もそうですが、なんとか頑張ってます感が伝わってくるからこそ辛いものがありますよね。
次参戦するときはXANの味方化も含めてやって欲しいところですね。
サウンドエディションでOPを聴ける日も楽しみです。