コロコロで巨大ロボ漫画が連載開始したと聞いて「ふーん、ええやん」くらいに思っていた当時の俺を殴りたい!
この漫画、子供だましじゃないかなり「ガチ」な作品でした!
あらすじ
魔獣に囲まれたその世界は、機神アンブレイカーによって守られていた。
アンブレイカーパイロットである主君のセシウスに仕える主人公・ダスティは、皇帝の座を巡る戦いに巻き込まれていく!!
殺人欠損エロス…なんでもござれのヤベェやつ
あらすじ見たら王道の設定だなぁって思うでしょ?実際王道なんだよ。王道なんだけどその描写に妥協がない。
まず、1話冒頭から主人公が殺人する。
殺しの描写も全く隠すことなく、ナイフを心臓に突き立てて足で踏みつぶしてトドメを刺すというかなりエグイもの。血も全く隠してない。
あの、これコロコロですよね?大丈夫なんですか?
主人公がなぜ殺しをしたのか?それは皇帝陛下の持ち物であるアンブレイカー、そしてそのパイロット自身である皇帝陛下の暗殺にきた輩を排除するため。主人公のダスティは殺しもする執事というわけ。
暗い話はいったん置いといて…この作品はエロスもすごい!ヒロインの初登場シーンを見てほしい。
デカスギィ!
コロコロに出していい胸の大きさじゃないだろ…
このヒロイン「アウラ」がとにかくかわいくて、主人公のダスティとは相思相愛なのがいい!わかりやすい!ただし立場的にダスティは平民でアウラは貴族。この世界だと「禁断の恋」になる関係。それがわかってるから「両片思い」になってる。
ここまででエチエチ描写もわかってもらえたと思うけど、この漫画のヤバいのは「欠損描写」もあることなんだよね…
ここには載せないけど、腕が千切れたり胴体が真っ二つになったり結構容赦ない。あの、これコロコロですよね?大丈夫なんですか?(3回目)
そんなわけで小学生向けとは思えないハードな描写が多いんだけど、別にそれを売りにしているわけではないと思う。展開自体は非常に王道で続きも気になる。平民であるダスティが大切な人々を守るためにロボットに乗り魔獣や次期皇帝の座を狙う分家達と戦うという展開は王道そのもの。
また、ハードな描写のおかげでダスティの想いの強さや魔獣による被害、分家との戦いなど「きれいごとじゃない世界観」を補強しているし納得感がある。
完璧に1話に惹きこまれたので継続して読んでいくこと確定。
単行本もジークアクスの劇場版と同日の1月17日に発売だから絶対買うし応援していきたい。コロコロ×タカラトミーの本気の巨大ロボット物、その覚悟しかと受け取った!みんなも見てくれ!
■コロコロコミック公式(ほぼ全話無料)
■単行本1巻