今回は「マクロスシリーズが絶対にスパロボ新作に参戦する理由」を解説していきます。
スパロボの発売周期
本題に入る前に、そもそもスパロボ新作ってどれくらいの周期で発売されてるの?というところを確認していきます。
基本的に、スパロボの新作は2~3年に一度のペースで発売されています。
下記をご覧ください。
発売日
第3次Z 天獄篇:2015年4月2日
スパロボV:2017年2月23日
スパロボX:2018年3月29日
スパロボT:2019年3月20日
スパロボ30:2021年10月28日
赤字の部分をご覧になっていただければわかる通り、シリーズの切り替わりのタイミングで2~3年空いています。
スパロボV,X,Tに関しては1年という短いスパンで新作を出すという実験的な試みがされているため、通常の新作発売のサイクルには含めていません。
スパロボ30発売から2年
現状の最新作であるスパロボ30の発売からは2024年1月時点で2年2か月が経過しています。
そのため、2024年中に新作が発売する可能性が高いと思います。
参戦作品やシナリオの追加など、DLC展開が2022年4月20日まで行われていましたが、DLC開発と並行して新作の作成に取り掛かっているはずなので2024年発売から大きく外れることはないと思います。
ロボテック問題の解決
発売時期が絞れたところで、なぜマクロスが参戦すると考えているのか解説します。
最も大きな理由としてはロボテック問題の解決があります。
ロボテック問題によってマクロスシリーズは海外展開を行うことができませんでした。
スパロボが国内のみで展開している分には問題なかったのですが、2017年発売のスパロボVからは版権スパロボも海外展開を行うことになりました。
海外展開ができないマクロスシリーズと海外展開を行うことになったスパロボシリーズ…
このような事情があり、スパロボV以降の家庭用スパロボとアジア圏での展開も行っているスパロボDDにはマクロスシリーズが長年参戦していないのです。
解決前はスパクロで…
とはいえ、マクロスシリーズは非常に人気のある作品です。
そのため、国内展開のみを行っているスパクロには数多くのマクロス作品が参戦しました。
こちらをご覧ください。
スパクロ参戦歴
2017年11月:★マクロスΔ
2017年12月:マクロスΔ、劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜
2018年10月:マクロスΔ、劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜、超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
2019年6月:マクロスプラス
2019年9月:マクロス7
2020年6月:★劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ、マクロスゼロ
※★は新規参戦
なんと7作品が4年間に渡り参戦してきたのです。
スパロボCC以来の参戦となる愛・おぼえていますか、初参戦以降非常に高い頻度で参戦していたマクロスF、ZシリーズでマクロスFとの共演が話題になったマクロス7、αシリーズにのみ参戦しており14年ぶりの参戦となったマクロスプラス、初参戦のスクランブルコマンダー2から13年の時を経て再参戦したマクロスゼロなどどれも話題性がありました。
また、家庭用に先駆けてシリーズ最新作のマクロスΔがTV版と劇場版の両方の名義で初参戦したことも大きな衝撃でした。
このように、海外展開をしているスパロボに出れない分、スパクロにマクロスシリーズが大集結するという異常事態が発生していました。
この異常事態により家庭用スパロボにマクロスが出れないのはロボテック問題の影響があるのだろう、ということがより明確になりました。
ロボテック問題が解決した今、これら作品も家庭用スパロボに出れるようになったでしょう。
マクロスシリーズが周年記念
マクロスシリーズが絶対に参戦すると考えている理由はまだあります。
それは、シリーズ作品が2024年でアニバーサリーになっていることです。
周年作品
愛・おぼえていますか(45周年)
マクロスプラス(30周年)
マクロス7(30周年)
マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~(15周年)
アニバーサリーだから参戦するというわけではありませんが、周年であれば商品展開も活発になりますし、それが参戦理由の一つにもなりえます。
例えば、スパロボ30のエルガイムは「プラモのHGでエルガイムが出るからそのタイミングに合わせられるかなみたいな感じで参戦を通せた」と寺田Pがおっしゃっています。
また、「〇周年などの記念となるタイミングは参戦作品を決める要因の一つ」とオオチPが語られていたこともあります。
マクロスシリーズが長らく家庭用に参戦していないためファンの間で参戦要望が高まっているであろうことを加味すれば周年記念に合わせて参戦すれば非常に大きな盛り上がりになるのではないでしょうか。
新規参戦扱いになる絶対LIVE!!!!!!
また、劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!が参戦した場合に新規参戦となり話題性があります。
復活のルルーシュやガンダムNTのように新規参戦ではなかったとしても話題性はあるのですが、やはり「新規参戦」のインパクトと興奮は別格かと思います。
待望のマクロスシリーズ復活、しかも新規参戦となればその話題性は非常に大きいと思います。
何が出る?
ここまで、マクロスシリーズがスパロボ最新作に参戦する理由を解説してきました。
では、実際に参戦する作品は何になるのでしょうか。
スパロボDDと分散
前提として、家庭用スパロボだけでなくスパロボDDにも参戦するのではないかと考えています。
参戦作品は分散させたいでしょうし、まずはスパロボDDに参戦しそうな作品から考えていきます。
スパロボDDには愛おぼとマクロスプラスの2作が出るのではないかと思います。
理由は単純でαシリーズに参戦していたからです。
元々、スパロボDDの各ワールドには歴代シリーズをイメージしたものがあります。
αシリーズをイメージしたワールド2がありますし、こちらに追加参戦という形になるのではないでしょうか。
2作同時というのは多すぎるようにも思えますが、コードギアスもオズとアキトが同時に追加されているので、おかしくはないと思います。
家庭用新作には、まずマクロスΔは確定だと思います。
名義的には、TV版、激情のワルキューレ、絶対LIVEの3つになりますでしょうか。
TVシリーズ最新作を出さない理由はないでしょうし、前述したとおり絶対LIVEが新規参戦になるのも話題性があります。
また、久々のマクロスシリーズ復活ということでもう1タイトル相方として参戦するのではないかと考えています。
相方はやはりマクロスFになるのではないでしょうか。
時系列的にもマクロスΔはマクロスFの数年後の作品ですし、相性がいいと思います。
スパクロでも共演してはいますが、お互い並行世界ということでクロスオーバーらしいクロスオーバーもなかったので家庭用でガッツリ絡んでほしいところです。