生スパロボちゃんねる、スパロボの裏側が垣間見れる貴重な時間となりましたね。
「ぼくらのイデオン」については別記事で取り上げたので、ここではスパロボ夜話について書いていきますね。
寺田Pの私用PC!
どうでもいいかもしれませんが、私は寺田Pの私用PCが見れて興奮しましたよ。
VAIO!ってなりました。
そして当然のように貼られたロゴシール…さすがです。
ちなみに、私の私用PCは寺田Pの眼前に置かれているPanasonicのレッツノートです。
シナリオの叩き台・収録台本公開!
これはかなり貴重ですよ。
なんと、スパロボのシナリオを書く際のたたき台が公開されました!
Excelで管理しているようですね。
ちなみに、森住Pを真似してのことだそうです。
文字が潰れちゃってて見にくいですが、キャラクター名とその台詞があるのはもちろん、マップ上での座標位置や表情など非常に細かく指定されているのがわかります。
森住Pが執筆したクロッシング・パイロット第1弾も公開されました。
キャラクターの収録台本も公開されています。
面白いのは、初期はワード横書きだったのに、収録量の増加に伴って縦書きになっているところですね笑
OGMD発売時にも言っていた気がしますが、収録量はトーヤがヤバいとのこと。
その量、ワード100ページ以上。
一緒に乗るヒロイン分セリフのパターンも必要になるので、気が狂うような作業ですよ…。
2zのバニーカレンみたいな「その面限定の特殊台詞」なんかも入れると大変なことになります。
「みんなどうせ見てないでしょ〜」としつつ、「誰か1人でも聞いてくれる人がいればいい」ともおっしゃっていました。
カッコ良すぎるわ…
リュウセイより遥かにヤバいトーヤ=シウン
寺田P「しんどい」・最初期、初期、中期、後期の4パターン
・掛け合い、技のバリエーションで分岐
・特定話でしか使わないセリフも…(1人でも聞いてくれる人がいるならいい)
・収録した台詞は自分でも全部聞けたことないと思う
・全100ページ越え pic.twitter.com/gFq7ENVYW4— スパロボ道@スパロボ考察 (@become_onigiri) October 12, 2020
シナリオ・参戦作品について
シナンジュ名倉、爆誕
シナリオについても面白い話がありましたね。
まず、名倉さんのお話が面白かったです。
スパロボV等でシナリオを務めている名倉さんの執筆速度について、「俺らがザクだとしたら、名倉さんはシナンジュ」とおっしゃっていました笑
寺田P「(シナリオ書く速さについて)俺らがザクだとしたらスパロボV等の名倉さんはシナンジュ」
— スパロボ道@スパロボ考察 (@become_onigiri) October 12, 2020
森住さんも「名倉さんを基準にして納期切られると困る」ということをおっしゃっていました笑
こういう話を聞いていると、1年間隔で発売したスパロボV、X、Tの単発3部作は名倉さんがいなければ成立していなかったのかもしれませんね。
参戦作品について
参戦作品についても興味深い話が飛び出しました。
スパロボDDがワールド制を取っていることに関連して、何が参戦するか分からないということをおっしゃっていました。
寺田p「何が参戦するかわからない。それは赤井くんも同じ。まーた異世界かよって思ってる人はいると思うけど、何が出るかわからない中では異世界同士をつなぎ合わせるのが1番手っ取り早い」
— スパロボ道@スパロボ考察 (@become_onigiri) October 12, 2020
寺田p「何が参戦するかわからない。それは赤井くんも同じ。まーた異世界かよって思ってる人はいると思うけど、何が出るかわからない中では異世界同士をつなぎ合わせるのが1番手っ取り早い」
「今これが人気だから出して」みたいな話があるともおっしゃっていましたから、やっぱりお偉いさんからの要望で参戦が決まる作品もあるんでしょうね。
そして、複数の異世界を用意しておけば、物語の整合性を取りやすくなると。
その点を考慮すると、Zシリーズは多元世界という設定のおかげでどんな作品も受け入れられる土壌ができていましたね。
ただ、何でもかんでも詰め込んでしまうと制御ができなくなってしまいます。
寺田P「スパロボは参戦作品が増えるとどんどんキャラが増え続けていく。出番などを考えると30作品くらいが限度かなってZをやって思った」
— スパロボ道@スパロボ考察 (@become_onigiri) October 12, 2020
寺田P「スパロボは参戦作品が増えるとどんどんキャラが増え続けていく。出番などを考えると30作品くらいが限度かなってZをやって思った」
各キャラを立たせる、出番を与えるということを考えると、参戦作品が多すぎると限界を超えてしまうようです。
例えば、1作品10キャラいるとします。
これで参戦作品数が40だと、10×40=400キャラです。
そして、少なくとも40人は主人公なわけですよ。
それぞれの物語で主役を張ったキャラクター、それが40人も集まるんです。
そして、そんな主役を固める魅力的なサブキャラクター達が360人。
これら膨大な数のキャラクターたちに等しく見せ場と出番を与えるなんて、素人目に見ても無理があるとわかります。
だからこそ、単発3部作では参戦作品数を30未満に抑えているのでしょうね。
ちなみに、参戦作品数40というのは再世編と同じです。
スパロボDDのオリキャラについて
スパロボDDオリキャラについての話も飛び出しました。
寺田P「スパクロがオリキャラを強く打ち出してるからスパロボDDは控えめにしようと思っている」 pic.twitter.com/dTTWDmhEot
— スパロボ道@スパロボ考察 (@become_onigiri) October 12, 2020
スパクロがオリキャラを強く打ち出してるからスパロボDDは控えめにしようと思っているとのこと。
確かに、スパロボDDはスパクロに比べてオリキャラの露出が少ないですよね。
スパクロの1年はどすけべの一年でしたから、それに比べたらかなり大人しいですよ。
でも、メグの水着とか出しても…いいよ///
あと、どうしてもオリキャラをムチムチにさせちゃう渡邊さんとの戦いが面白かったでね笑
寺田P「渡辺さんは細いキャラも描ける!たまにはスーパーロボットだけでなくてリアルロボットも!と説得した(最初はもっと太かったから細くしてって言ったら3mmくらいシュッとして返ってきた)」 pic.twitter.com/nNeeB9ds57
— スパロボ道@スパロボ考察 (@become_onigiri) October 12, 2020
寺田P「細くして!」
渡邊さん「細くしました(3mm)」
この流れはさすがに笑っちゃいますよね笑
どんだけムチムチさせたいんだよっていう、ある種の狂気職人魂を感じましたね…。
その他いろいろ
その他にもいろいろと面白い話がありました。
簡単に羅列していきますね。
小話
・寺田P「特撮のゲームねぇ〜作りたいんだよね〜」
・寺田P「ロボットゲーム大戦なぁー機会ないかなぁー」
・寺田P「スパイダーマンのレオパルドンだそうよって話したことある」
・寺田P「原作の持ち味をIF展開で潰しちゃうのはなぁって個人的には思ってる」
・寺田P「バイファムはスパロボDDなら出せる」
個人的にはレオパルドン出ないかなって思ってます。
スパイダーマッ!
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