先日、スパロボ新作っぽい映像がアップされて一部で話題となりました。ファンメイド作品ということで決着が着いたようですが、私は「本物の戦闘アニメをフォントなどで偽物風に見せかけている」と思っています。今からその根拠を語ります。
立ち絵が近年のBBスタジオ製スパロボに酷似
まずこの立ち絵。右手を前に突き出したポージングをしていますね。最近ではこのようにポーズをとった立ち絵に原点回帰している機体がいくつかあります。3zのマジンガー、トライダー、Vのインジャなんかがそうです。
また、色の塗りにも注目です。いい意味でおもちゃっぽい、アニメのような柔らかい塗りをしています。Vでいうところのマイトガインのような感じです。これらを考慮すると、最近のBBスタジオ製スパロボの特徴を踏襲しているのがわかると思います。
さらに、V でマイトガイン、ナデシコ系の技で発生する爆風とこの動画の爆風はよく似ています。ZZやクロアンなんかもですね。アニメの爆風をそのまま持ってきたかのような、全くゲーム感のないテイストです。
個人製作の域を超えた戦闘アニメ
まずはこちらをご覧ください。
これが個人製作に見えますか?どうみたってスパロボ最新作のクオリティですよ。
まず注目したいのがカットイン。画面手前から発生するタイプです。今までのスパロボ風動画では、任天堂携帯機の汎用カットインにありがちな「画面右からスッと出るやつ」が多かったです。ですが、今回はそれらと明らかにレベルが違う。
次に、卓越したカットインのセンス。サーベルを抜刀すると、その残像で画面が覆われます。そして残像が消えると、そこから現れたのは…シャイニングガンダムのご尊顔!こんな死ぬほどかっこいいカットインを思いつきますか?思いついても、個人で作れると思いますか?無理に決まってます。
そして、流れるような斬撃からのキック。何がすごいって、カクカクしてないこと。HD化・等身が上がったことの弊害なのか、本家のスパロボでさえ近接攻撃はカクカクしてるものがいくつもあります(直近だとXのバディコンなど)。
でも、このアニメではそれを感じない。各パーツがしっかりと連動している印象を受けます。
一番の衝撃は最後の一太刀。切りつける直前に、一瞬画面が揺れてるんですよね。Zシリーズのファイヤーバルキリーを彷彿とさせる演出です。あまりにもセンスがありすぎます。
シャイニングフィンガーのアニメもどうかしています。このMX辺りにありそうな手のカットや直後のリアルカットインは、機体を動かす技術だけでどうこうできる話ではない。そして、掴んでからのドモンのカットインはアニメーションカットインなのではないか?。これが個人で出来るわけがない。
2zのハイパージャマーみたいな演出も気になります。あまりにもセンスがありすぎる。最後の離脱なんて、Xのオーラシュートを思い起こさせます。なんなんだアレ。
極めつけはシャイニングフィンガーソード。
もはやなにも言うまい。
最後に
さて、これでこのアニメが本物だということがわかりましたね。最後に、本動画の最初に出ていた中国語のメッセージを翻訳してみました。
(^^)