今更ながらGONZO版の再編集版(ややこしい)であるディレクターズカット版を見ましたのでその感想を。
といっても、ストーリーを追って話すとか新規カットについて語るとかそういう要素はないので悪しからず。
今この時系列の話を見返しての感想になります。
懐かしき学園生活
教員室からA4用紙を奪取する。
小説・アニメ・ゲームと何回も見たくだりですが、懐かしく感じますねぇ。
というのも、最近スパロボに出ずっぱりですが、序盤の話をやったのって時獄編くらいで、以降は天獄、V、スパクロと未アニメ化範囲の話が多かったんで。
宗介が真面目にバカやって、千鳥がツッコンで。
この夫婦漫才も職員室から始まったんだなぁと感慨深くなってしまいました。
ちなみにこのシーン、何気に新規カットがあったりします。
というか、もしかしてほとんど新規なのかな?新規分は京アニ版以降のキャラデザに寄っているので、わかりやすいです。
フルメタディレクターズカット版、元のアニメが00年代前半ということもあって人物の新規カット分はわかりやすい。キャラデザも京アニ版以降のものに寄っているからね。 pic.twitter.com/edXHbO63UO
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月27日
知ってるからこそのもどかしさ
ハイジャック事件までの時系列だと、まだ宗介が千鳥に気持ち悪い軍事オタクだと思われてる時期なんですよね。
視聴してる側は事情を知ってるだけにもどかしく感じます。
それにしたって、キメ顔で女子ソフトボール部に自分を売り込むのはどうかと思いますが笑
あと、偶然カフェに居合わせたり、電車に乗っていたり、途中下車したすぎて電車から飛び降りたり…。
はたから見れば超弩級の変態で気持ち悪いストーカーですが、事情を知ってるだけに「彼は本気なんだ許してやってくれ…!」という気持ちになるね。
実際、車に撥ねられそうになったところを命がけで助けたりしてますし。
大型単分子カッターは男のロマン!
これが語りたくてこの記事を書いてるようなもんなんですが、私がフルメタを本格的に好きになったきっかけがハイジャック事件での大型単分子カッターなんですよ。
まず、取り出し方がかっこいい。
見てくださいよ、この太刀を引き抜く侍のような佇まい!
そして、この振動する刃。エヴァのプログナイフといい、こういう演出はほんとギルティーですね。
かっこよすぎます。
からのこれ!これですよこれ!この熱で焼き切る感じがたまらんのです。
刃を入れた瞬間の鈍い金属の音も最高なんですよ。
熱を帯び溶け出す断面もたまりませんねぇ。
最後には静かに納刀。ここまでの一連の流れで私は完全にフルメタにやられてしまったわけです。
ラムダドライバじゃないんです
。アーバレストじゃないんです。
私は大型単分子カッターに撃墜されてしまったのです。
俺はな、大型単分子カッターに撃墜されちまったんだよ。侍のような所作の抜刀、振動する刃、鈍い音を立て、熱を帯び焼き溶ける鋼。最後は静かに納刀。この一連の流れにやられちまったんだよ。アーバレストでもラムダドライバでもない。俺はGONZOの大型単分子カッターの魅せ方に撃墜されたのさ pic.twitter.com/nPWdM9kabp
— 中山おにぎり@ふんわりおにぎりライフ (@become_onigiri) 2019年7月27日
最後にGONZO版と京アニ版のラムダドライバのエフェクト、アーバレストのデザインの違いを話そうと思ってたんだけど、比較画像が見つからないから断念するぜ!確か違ったとおもうんだよな。
ラムドラについてはどっちも好き。
ちなみになんだけど、スパロボVのラムダストライクのとどめ演出はGONZO版で初めて宗介がラムドラを発動してガウルンのラムドラと衝突した時の再現だと思うんだよね。
あの演出を初めて見た時は感動したなぁ。
そんなわけで、今改めて見返しても面白いフルメタ。
スパロボでしか知らないという人にも是非見てもらいたいですね。