夢を…夢を見ていました。
ロストグラウンドに降り立つ魔人を。
大地を割り現れる悪魔を。
譲れない信念をぶつけ合う、熱い漢達の闘いを。
魔人か、悪魔か、そのバカか。
参戦作品:スクライド、コードギアス、Gガンダム
ゼロよ、あれがカズマだ
開始早々、殴り合うカズマと劉鳳。
互いの信念を胸にアルター能力を発動させる…。
初っ端からスクライド濃度が濃い!とか思っていたら、思わぬ「邪魔」が入る。
その名はゼロ。
世界を壊し、生身の人間に躊躇なくハドロン砲をぶっぱなす男である。
ケンカの邪魔をされたカズマは激怒し、ゼロの駆るガウェインに襲い掛かる。
「撃たれる覚悟はある。だが、助けたのに撃たれる謂れはないはずだ」論理的に話を展開するゼロ。
だが、ゼロよ…それがカズマという男。
カズマという男の生き様。
計算では測れない信念なのだ。
そんな折、スザク&ランスロットも登場。
「あの白兜は君にも匹敵する強さだ」とカズマに忠告するゼロ。
「君にも匹敵する」ってことは、ランスロット<カズマってことだよな…?
やっぱネイティブアルターって危険だわ。
東方不敗
カズマの帰りを待つかなみ。
そんな彼女の前に現れたのは…「東西南北中央不敗スーパー・アジア」こと東方不敗!いつ見ても長いわ!
かなみを心配しひたすらにお茶を進める姿はただのおじいさんそのもの。
さすがは師匠、優しい心をお持ちだ。
カズマの心配をしているのも、復讐に囚われていたドモンに姿を重ねたからでしょう。
絶対遵守に反逆す
ホーリーという共通の敵がいる以上、手を組むべきだと主張するゼロ。
それでも従わないカズマに、ゼロはギアスを掛けようとする。
だが、アルター能力者にギアスが掛かっている間はアルター能力を使えない。
アルター能力は意思の強さが能力と比例する。
ゆえに、精神に働きかける絶対順守のギアスとはきわめて相性が悪い。
ギアスとアルター能力の意外な共通点がクロスオーバーを盛り上げる…!
なぜゼロと手を組まないのか?
それは、自分に嘘を吐きたくないから。
自分に嘘を吐けば、どれが本当の自分の気持ちかわからなくなる。
前に進めなくなる。
それこそがカズマの信念。
まっすぐな言葉が、嘘で自分の気持ちを誤魔化し、妥協してきたゼロに突き刺さる。
ストレイト・クーガー
(世界を縮めるほどの速さを持つ漢・ストレイト・クーガー! 速すぎてテキストウィンドウに文字が収まりきらないのは俺から見ても明白! クーガー兄貴を完璧に再現したシナリオライターには頭が上がらない! これこそスパクロ期間限定参戦の醍醐味ィ! これからも本家に出せなそうな作品を出してくれ!)
デビルガンダム
デビルガンダムという共通の敵を前にしても、己の宿敵と手を取ることはあり得ないと共闘を拒む漢達。
互いに譲れぬ信念がある。
アイツと組めない理由がある。
例え大局を見失おうとも。
それでも共闘を試みるゼロ。
大切な人と自分のプライド。
どちらが大切かなんてわかりきったこと。
ならば、今度こそ…
自分の道は自分で進む。
それが漢。
それがカズマ。
嗚呼、見たかゼロ。
これこそがカズマという男の生き様。
それぞれの信念を胸に、デビルガンダムへと立ち向かう漢達。
スザクの剣が弱きを助け、武闘家共が活路を開く。
ロストグラウンドは、漢達の強い意志で満たされる。
我道
デビルガンダムの脅威は去った…だが、まだ敵がいる。
己の目の前に。
倒さなければ、前に進めない壁が。
大隆起すら起こす力の衝突。
揺れる大地。
この機を逃さんとばかりに二人の闘いを見守るゼロと、ロストグラウンドを守るため立ち向かうスザク。
カズマと劉鳳、ゼロとスザク
嗚呼、もはや何も言うまい
語るべき言葉、ここにあらず
話すべき相手、ここにおらず。
男、ただ前を向き、ただ上を目指す
ただ、前を向き、ただ上を目指す