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アニメ総評

「ハラキリブレード」という革命 革命機ヴァルヴレイヴ視聴後感想【評価】

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2013年にロボアニメ界隈を盛り上げた3作品、マジェプリ・ガルガン・ヴヴヴ。

その1作であるヴヴヴを見終えたので視聴感想を。

結論から言うと、戦闘シーンを期待している人にはおススメです。

スタイリッシュVVV

VVVの魅力は、なんといってもスタイリッシュなデザインのロボットと特徴的な武装、圧倒的な戦闘演出。

これらがVVVの魅力の8割と言っても過言ではない。

戦闘演出については、当ブログでは何度も言っているが1話を見ればそのすごさがわかる。

圧倒的な性能を誇るヴァルヴレイヴという特機を相手に、「磨き上げた技術」で渡り合う熟練パイロット。

その構図の時点で最高なのに、実際の描写もすさまじい。

 

高速戦闘の中で「刀を抜くと見せかけて硬質残光を放つ」という離れ業をやってのけたハルトだが、それを一瞬の判断でガードする熟練パイロットという展開を魅せてくれている。

 

っと、硬質残光という見慣れない単語が出てきましたな。

硬質残光とは、「ヴヴヴが生み出した最高の演出の一つ」と覚えておいてもらいたい。

ロボットが飛ぶとき、よく光の軌跡が描写されるだろう?あれだよ。

あれを「質量をもった硬い物質にしちゃえばかっこよくね?」的なサムシングで形にしたのが硬質残光。

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「硬質」とかいってるくらいだから硬くて、攻撃にも防御にも使える。

しかも見栄えがいい。最高です。

上の画像はⅠ号機のものだが、他の機体も同様に硬質残光を使える。

各機色が違うから、並んで飛ぶとすごくきれい。

個性が光る機体特性

VVVは機体ごとに大きく特性が異なるのも特徴。

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黄色いⅢ号機は複腕を活かした近接戦闘と遠距離攻撃が得意なピーキーな性能のヴァルヴレイヴ。

ぶっとい腕持ってんだからビーム撃ってないで殴りまくれよ!と思ったのは内緒だ。

初登場時のマシンガンパンチをもっと推せ!

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みんなのアイドル・流木野サキが操る緑のⅣ号機は、超電磁ヨーヨーを巧みに操りライダーキックをも放つ美しい機体だ。

腰のあたりに付いている多脚を展開することで宇宙空間に力場の足場を作り出し、小回りの利いた動きが可能となる。

それはまるでダンスを踊っているようにすら見える。

さっすが私のカーミラ!

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でっかい盾を両腕に備えた青いのがⅤ号機。

特筆すべきはその巨大な盾と防御力。

ゲロビだろがなんだろうが大抵の攻撃は防ぎきってしまう。

その分攻撃の決め手には欠けるが、後述する換装パーツを装着することである程度は状況に応じた立ち回りが可能。

 

ちなみに、スポンサー企業のロゴを機体に刻んでいるという好きな人にはたまらない機体となっている。

フルメタのサベージとかもそんな感じだったよね。

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みんな大好き、連坊小路アキラちゃんのⅥ号機。

紫を基調としたデザインと杖のような近接武器を持つことから魔法使いのような印象を受ける機体。

作品違いですがエイルン・ラストコードのデストブルムなんかも魔法使い系ロボットですよね。

 

最大の特徴はそのハッキング能力。ハミング・バードと呼ばれるステッキ型の武器で触れることで対象を支配し命令を送ることができる。

ロマンしかねえ…。

ちなみに、神羅万象という特殊技能を持っている。

ロマンしかねえ…。

共通パーツによる豊富な換装

ヴァルヴレイヴは機体ごとに異なる特性を持つわけだが、実は共通する換装パーツを用いることが出来る。

というより、基本的に同じ構造をしているので、お互いのパーツを換装することが出来る。

それを活かして、負傷した機体に出撃できない別の機体の腕を取り付けるとかいうキメラ装備が可能となる。

 

この換装をよく使っていたのがⅢ号機で、Ⅴ号機の片腕を装備したり、大破したⅤ号機の形見ともいえる大盾を使ったりしていた。

亡き犬塚先輩の意思を継いでいるようで熱い展開だったな…。

「ハラキリブレード」という革命

さて、色々見てきたが、俺が一番伝えたいのはⅠ号機の特殊技能。

そう、「ハラキリブレード」だ。

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侍をモチーフにしたロボットはいても、「切腹=腹切り」をそのまま機体を象徴する必殺技に落とし込んでいるのはかなり異質。

腹を切って背水の陣で挑むのも侍がいたころの日本を感じさせてそうしたバックボーン含めて大好きです。

これぞまさしく「革命」。

半分この二人

もちろん戦闘描写以外にもヴヴヴの良さってのはある。

特に、ハルトとエルエルフという二人の主人公の関係が変わっていく様は必見。

 

最初はお互いを利用するため、仕方なく行動を共にしていた二人。

それがいつしか信頼関係となり、最後には「友達」にすらなる。

 

二人が本音をぶつけ合った月面でのケンカは、ヴヴヴの中でも印象に残ったシーンの一つ。

1話から紡がれた二人の関係こそ、本当の「革命」だったのかもしれない。

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「契約」じゃない。「約束」だ

ヴァルヴレイヴを見る

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